リハビリについて

リハビリテーションについて

リハビリテーションとは

リハビリテーションとはなにか、ご存知ですか?
当院にいらっしゃる患者さんからよく聞くのは、「接骨院で『リハビリ』してたんだけどね…」という言葉。残念ながら接骨院などで行われる、マッサージや、低周波・干渉波治療器や超短波治療器(いわゆる「電気治療」と呼ばれているもの)は理学療法の中のほんの一部でリハビリテーションとは呼べません。医療保険でリハビリテーションが受けられるのは医療機関だけです。
リハビリテーション医療とは、疾病や老化などによって失われた機能を回復・維持させることが目的の医療行為です。各種運動療法・ストレッチ・機能訓練法を熟知し、国家資格を持った療法士(理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST))が医師の指示のもとで行います。いわゆる「電気治療」は除痛などを目的に治療の一環として利用しますが、個別の病状にあわせた機能訓練指導が、リハビリテーションの主体です。

リハビリテーションとは

当院の施設基準

運動器リハビリテーション(Ⅱ)
(脊椎脊髄疾患・肩膝など関節疾患・骨折・筋靭帯疾患など)
脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅲ)
(脳出血・脳梗塞・くも膜下出血後・パーキンソンなど)
リハビリテーションを保険医療の枠組みで行うためには、人員配置・設備など、厳しい施設基準をクリアしなくてはなりません。当院では5人の理学療法士が担当制で対応しています。病状に応じて1単位20分~3単位60分のリハビリテーションをマンツーマンで行います。内容は、医師の指示箋をもとに、病歴聴取、動作・機能の評価、訓練法プログラム、ストレッチ指導、筋力トレーニング、スポーツアドバイスなど多岐にわたります。

当院の施設基準

ワンポイントストレッチ

当院で行っている運動指導の一部を動画でご紹介します。症状に応じて個別にリハビリテーションプログラムを決定しますが、今回は腰痛・肩こりに対するストレッチです。実際に行われる場合は、必ず医師と相談の上、強い痛みを感じたら無理に継続しないで、中止してください。

ワンポイントストレッチ